2017-07

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脳卒中のゴール設定

こんばんは。木曜日担当大山です。


本日は脳卒中のゴール設定について述べようと思います。

急性期などの患者様の場合、限られた時間でどんな予後予測、そしてゴール設定をしていくのか。

そんなことを思ったので調べてみました。


ゴール設定に必要な基本的に【現在の状態】【対象者の価値観】【変化の可能性】との関連を検証していくことが必要です。

理学療法士のゴール設定の視点から脳卒中の病態を捉える際は①重症度②疾病の経過③運動学習能力について、障害構造の枠組みから理解していく必要があります。

この際に、狭義の運動・感覚障害にとどまらないでください。

骨・関節機能、呼吸、代謝、情緒、認知etc…包括的に捉えて、動作の観察・分析を基軸に動作障害の原因究明、そして活動・参加に結び付けていくような臨床思考過程が必要と言われています。

脳卒中の病態評価としては重症度、それから病型・病巣を捉えていきます。

重症度に関しては指標がいくつかあります。(※NIHSS、JSS、mRS、FIM等)

これらを参考に点を出すだけでなく、統合していくことが重要です。

病型・病巣からは予後が良好なのか不良なのか。

血行動態が症状の進行や予後に影響を与えることは明らかなので捉えられると良いと思います。

そして重症度の変化と予測していきます。

急性期のセラピストの役割として
①生命維持への寄与②全身状態の安定化③安全な早期離床④対象者の不安軽減⑤その後の適切なリハ環境設定と調整
と言われています。

セラピストは内科的・外科的な治療を含めた病態の状態と変化を予測することで運動学習能力やその後の理学療法介入の影響を踏まえてゴール設定を早期に行う必要があります。

もちろん、安全な早期離床を促進するための短期目標の設定・実行も行います。



回復期のセラピストの役割として
①再発防止への寄与②基本動作能力の改善③活動水準の向上④対象者の自己管理能力の獲得⑤福祉との連携
とあります。

再発リスクのある高血圧、メタボ、心房細動などの状態を考慮した運動療法を実施し、運動学習能力にあった課題の設定。

そして基本動作能力の再獲得とスキル改善を短期目標にしていきます。

この時にセラピストが移動能力のゴールを詳細に設定することで他職種との連携も深まります。



カンファレンス等で主治医から「この患者さんどうですか?」

と聞かれて機能障害や活動制限のことを話していますか?

しかし本意は機能予後とゴール設定を踏まえてここでリハビリを進めて自宅or施設なのか

生活機能の可能性を概ね決定することを主治医は求めているのではないかと感じます。

セラピストが安易に決めたゴール設定にしてしまうことは、患者様の可能性をもしかしたら消してしまっているかもしれません。

予測でしか話すのではなく、根拠のある評価をして予測立てていくことがセラピストとしての責任であり仕事だと思います。

自分が患者様の移動手段を決めないで誰が決めるのか?

誰もいません。

そんなことを最近感じてます。笑


本日はこの辺で。

最後まで読んでくださりありがとうございました。


【NEW!!アナウンス】


【頭頸部におけるリハビリテーションの基礎から臨床応用】
   ~慢性痛治療から頭頸部と全身の関係性~


頭頸部の治療に苦手意識を感じていませんか?


以下にあてはまる項目がある方には本勉強会に参加されることを強くオススメ致します。

☑どのような患者様に対しても同じような治療になってしまう。

☑「今さら聞けない」基本的な知識の確認、勉強をしたい。

☑基礎知識を臨床に応用する方法がわからない。

☑頸部痛に対しての治療方法を知りたい。

☑頭頸部の動きをどのように見ていいかわからない。

☑職場環境から、自身の考え方を発信・共有できる仲間が少ない。
                  

今回の勉強会では頭頸部に焦点を当て、慢性痛に対するアプローチを運動療法・徒手療法のみでなく、
『患者様が療法士になれる』自己効力感を与えるアプローチ方法について考えていきます。
また、頭頸部・眼球運動から全身に与える影響について解剖生理学・運動学を用いて学習していきます。



これまで触れてこなかった頭頸部に対するリハビリテーションを体感しませんか?


‐演題‐

第1部 10:30~12:30 〝眼球運動と頭頸部アライメントに着目したアプローチ ~慢性期からスポーツリハビリテーションまでの応用~”
加藤 秀和 先生


第2部 13:40~15:40 『患者様が療法士になれる』自己効力感を与える慢性痛理学療法 〜頭頸部編〜
江原 弘之 先生


平成26年2月23日(土)10:30~16:00
場所:NTT東日本関東病院
費用:8000円
定員:32名(実技を行うため少人数に限定いています。早めに埋まってしまうことがありますのでご了承ください)


【お申し込み】
コチラ




※残席が少なくなってきています。
~ステップアップセミナー~

【女性限定】内部環境調整セミナー


【脳血管障害における姿勢と動作の再構築】


【「骨盤・体幹部」「頚部・胸郭」の重要ポイントと評価・治療 】






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《監修》
松下 祐也(エターナル株式会社代表取締役、SESSION理事代表
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輪違 弘樹(株式会社エバーウォーク)

《執筆者一覧》
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『姿勢・動作分析から展開する頚椎疾患の理学療法』


松下 祐也(エターナル株式会社代表取締役、SESSION理事代表
)
『動作に影響する経絡アプローチ』

加藤 秀和(株式会社エバーウォーク)
『骨盤帯・胸郭から考える肩関節疾患』


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『足関節捻挫後のアプローチ〜自然治癒力を引き出す〜』


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