スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
肩の痛み
こんばんは。木曜日担当の大山です。
今日は上腕二頭筋に注目した肩関節の痛みについて話そうと思います。
筋緊張のバランスの崩れは骨格の動的位置関係を乱してしまいます。
さらに腕を振ることで結節間溝でのストレスは増強して痛みが出現します。
ここで、肩関節の動きを安静に保つ処置をしたとします。
しかし安静にしても、刺激が加わらなくなることで閾値が低下して新たな問題が生じる可能性があります。
その可能性とは関節包での痛みの出現です。
運動・活動低下は関節包への刺激が低下し、突然の動き・過度の動きは閾値を超えて痛みを引き起こします。
特に関節包と同じ知覚枝(腋窩神経)が支配する皮膚の知覚領域には多くの症例で肩関節運動時に痛みを訴えます。
つまり、同じ神経支配の関連痛的な訴えとなるので、本来は関節包での痛みを上腕外側部と混乱していることが考えられます。
治療例としては
そこで、まず上腕二頭筋自身の緊張をストレッチ等で取っていきます。
そして三角筋の賦活をします。
三角筋は弱い筋です。
ですので腕の重さを取り除いて反復練習した方がいいと思います。
四つ這い、肘立ちなどで肩甲骨を固定した状態での運動がいいかもしれません。
三角筋だけ賦活させると、肩関節屈曲・外転運動で大結節が肩峰下にぶつかります(インピンジメント現象)
ですので、三角筋と同時進行でCuff筋を賦活させていきましょう。
Cuff筋は4つの筋群ではありますが、筋電図をみると反対方向の作用でも同じように働きます。
ですので1つ1つ運動を丁寧に促通しましょう。
小話ですが、70代の50%は腱板損傷していると言われています。
70代でCVAの患者様がいらっしゃる場合、肩の痛みはCVAだけが原因じゃないかもしれませんね。
レントゲンでも胸部写真で両肩関節が見えている場合、腱板を見れることはあります。
見てみると面白いかもしれません。
今日はこの辺で。
最後まで読んで頂きありがとうございました。 失礼します。
【NEW!!アナウンス】
【頭頸部におけるリハビリテーションの基礎から臨床応用】
~慢性痛治療から頭頸部と全身の関係性~
頭頸部の治療に苦手意識を感じていませんか?
以下にあてはまる項目がある方には本勉強会に参加されることを強くオススメ致します。
☑どのような患者様に対しても同じような治療になってしまう。
☑「今さら聞けない」基本的な知識の確認、勉強をしたい。
☑基礎知識を臨床に応用する方法がわからない。
☑頸部痛に対しての治療方法を知りたい。
☑頭頸部の動きをどのように見ていいかわからない。
☑職場環境から、自身の考え方を発信・共有できる仲間が少ない。
今回の勉強会では頭頸部に焦点を当て、慢性痛に対するアプローチを運動療法・徒手療法のみでなく、
『患者様が療法士になれる』自己効力感を与えるアプローチ方法について考えていきます。
また、頭頸部・眼球運動から全身に与える影響について解剖生理学・運動学を用いて学習していきます。
これまで触れてこなかった頭頸部に対するリハビリテーションを体感しませんか?
‐演題‐
第1部 10:30~12:30 〝眼球運動と頭頸部アライメントに着目したアプローチ ~慢性期からスポーツリハビリテーションまでの応用~”
加藤 秀和 先生
第2部 13:40~15:40 『患者様が療法士になれる』自己効力感を与える慢性痛理学療法 〜頭頸部編〜
江原 弘之 先生
平成26年2月23日(土)10:30~16:00
場所:NTT東日本関東病院
費用:8000円
定員:32名(実技を行うため少人数に限定いています。早めに埋まってしまうことがありますのでご了承ください)
【お申し込み】
コチラ
※残席が少なくなってきています。
~ステップアップセミナー~
【女性限定】内部環境調整セミナー
【自分自身で評価・治療を創り出す〜ヒトの構造から考える臨床推論〜】
【整形外科疾患における全身の再構築】
【脳血管障害における姿勢と動作の再構築】
【「骨盤・体幹部」「頚部・胸郭」の重要ポイントと評価・治療 】
電子書籍「若手セラピストのための整形外科アプローチ」好評発売中!
《監修》
松下 祐也(エターナル株式会社代表取締役、SESSION理事代表 )
輪違 弘樹(株式会社エバーウォーク)
《執筆者一覧》
上田 泰久(文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科助教)
『姿勢・動作分析から展開する頚椎疾患の理学療法』
松下 祐也(エターナル株式会社代表取締役、SESSION理事代表 )
『動作に影響する経絡アプローチ』
加藤 秀和(株式会社エバーウォーク)
『骨盤帯・胸郭から考える肩関節疾患』
佐々木 隆紘(二宮整形外科皮フ科)
『足関節捻挫後のアプローチ〜自然治癒力を引き出す〜』
磯谷 隆介(医療法人社団遼山会関町病院 )
『肩関節疾患における肩甲帯の動きを大腰筋から構築する』
稲垣 郁哉(広尾整形外科リハビリテーション科)
『上肢運動連鎖と理学療法』
今井 良輔(済生会 若草病院 )
『膝関節の過伸展を伴う不良姿勢に対するセルフエクササイズ』
《ブックデザイン・イラスト》
西嶋 大樹(SESSION)
詳細・購入はコチラ
今日は上腕二頭筋に注目した肩関節の痛みについて話そうと思います。
筋緊張のバランスの崩れは骨格の動的位置関係を乱してしまいます。
さらに腕を振ることで結節間溝でのストレスは増強して痛みが出現します。
ここで、肩関節の動きを安静に保つ処置をしたとします。
しかし安静にしても、刺激が加わらなくなることで閾値が低下して新たな問題が生じる可能性があります。
その可能性とは関節包での痛みの出現です。
運動・活動低下は関節包への刺激が低下し、突然の動き・過度の動きは閾値を超えて痛みを引き起こします。
特に関節包と同じ知覚枝(腋窩神経)が支配する皮膚の知覚領域には多くの症例で肩関節運動時に痛みを訴えます。
つまり、同じ神経支配の関連痛的な訴えとなるので、本来は関節包での痛みを上腕外側部と混乱していることが考えられます。
治療例としては
そこで、まず上腕二頭筋自身の緊張をストレッチ等で取っていきます。
そして三角筋の賦活をします。
三角筋は弱い筋です。
ですので腕の重さを取り除いて反復練習した方がいいと思います。
四つ這い、肘立ちなどで肩甲骨を固定した状態での運動がいいかもしれません。
三角筋だけ賦活させると、肩関節屈曲・外転運動で大結節が肩峰下にぶつかります(インピンジメント現象)
ですので、三角筋と同時進行でCuff筋を賦活させていきましょう。
Cuff筋は4つの筋群ではありますが、筋電図をみると反対方向の作用でも同じように働きます。
ですので1つ1つ運動を丁寧に促通しましょう。
小話ですが、70代の50%は腱板損傷していると言われています。
70代でCVAの患者様がいらっしゃる場合、肩の痛みはCVAだけが原因じゃないかもしれませんね。
レントゲンでも胸部写真で両肩関節が見えている場合、腱板を見れることはあります。
見てみると面白いかもしれません。
今日はこの辺で。
最後まで読んで頂きありがとうございました。 失礼します。
【NEW!!アナウンス】
【頭頸部におけるリハビリテーションの基礎から臨床応用】
~慢性痛治療から頭頸部と全身の関係性~
頭頸部の治療に苦手意識を感じていませんか?
以下にあてはまる項目がある方には本勉強会に参加されることを強くオススメ致します。
☑どのような患者様に対しても同じような治療になってしまう。
☑「今さら聞けない」基本的な知識の確認、勉強をしたい。
☑基礎知識を臨床に応用する方法がわからない。
☑頸部痛に対しての治療方法を知りたい。
☑頭頸部の動きをどのように見ていいかわからない。
☑職場環境から、自身の考え方を発信・共有できる仲間が少ない。
今回の勉強会では頭頸部に焦点を当て、慢性痛に対するアプローチを運動療法・徒手療法のみでなく、
『患者様が療法士になれる』自己効力感を与えるアプローチ方法について考えていきます。
また、頭頸部・眼球運動から全身に与える影響について解剖生理学・運動学を用いて学習していきます。
これまで触れてこなかった頭頸部に対するリハビリテーションを体感しませんか?
‐演題‐
第1部 10:30~12:30 〝眼球運動と頭頸部アライメントに着目したアプローチ ~慢性期からスポーツリハビリテーションまでの応用~”
加藤 秀和 先生
第2部 13:40~15:40 『患者様が療法士になれる』自己効力感を与える慢性痛理学療法 〜頭頸部編〜
江原 弘之 先生
平成26年2月23日(土)10:30~16:00
場所:NTT東日本関東病院
費用:8000円
定員:32名(実技を行うため少人数に限定いています。早めに埋まってしまうことがありますのでご了承ください)
【お申し込み】
コチラ
※残席が少なくなってきています。
~ステップアップセミナー~
【女性限定】内部環境調整セミナー
【自分自身で評価・治療を創り出す〜ヒトの構造から考える臨床推論〜】
【整形外科疾患における全身の再構築】
【脳血管障害における姿勢と動作の再構築】
【「骨盤・体幹部」「頚部・胸郭」の重要ポイントと評価・治療 】
電子書籍「若手セラピストのための整形外科アプローチ」好評発売中!
《監修》
松下 祐也(エターナル株式会社代表取締役、SESSION理事代表 )
輪違 弘樹(株式会社エバーウォーク)
《執筆者一覧》
上田 泰久(文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科助教)
『姿勢・動作分析から展開する頚椎疾患の理学療法』
松下 祐也(エターナル株式会社代表取締役、SESSION理事代表 )
『動作に影響する経絡アプローチ』
加藤 秀和(株式会社エバーウォーク)
『骨盤帯・胸郭から考える肩関節疾患』
佐々木 隆紘(二宮整形外科皮フ科)
『足関節捻挫後のアプローチ〜自然治癒力を引き出す〜』
磯谷 隆介(医療法人社団遼山会関町病院 )
『肩関節疾患における肩甲帯の動きを大腰筋から構築する』
稲垣 郁哉(広尾整形外科リハビリテーション科)
『上肢運動連鎖と理学療法』
今井 良輔(済生会 若草病院 )
『膝関節の過伸展を伴う不良姿勢に対するセルフエクササイズ』
《ブックデザイン・イラスト》
西嶋 大樹(SESSION)
詳細・購入はコチラ
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://miraireha.blog.fc2.com/tb.php/374-10abc439
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)