2017-05

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視線行動と動作

明けましておめでとうございます。



金曜日担当の山口です。



今日で三が日もお終いですが、みなさんはどのような形で新年を迎えましたか?



帰省ラッシュも始まってくると思いますので、事故や怪我のないようにして下さいね。



私事ですが、去年は暮れに身体を壊してしまいましたので……今年はとりあえず健康第一で、また人として発展していける年にしたいと思います!





前回は、眼球のシステムについて記載しましたが、今回は動作時に視線は先行し、環境に合わせ転倒のリスクを回避していくということを考えていきたいと思います。




歩行時には目的地に到達するために視線が先行し、方角の決定や目的地の認識を行い、さらにはそこに到達するまでの間にある障害物を回避するための情報収集を行っています。



例えば、信号があれば赤か青か、車や自転車の音が聞こえたら危険を回避するために、など情報を集め、経験則から歩行時の安全性を高めていきます。




視線のコントロールは意識的にも無意識的にも行われていますが、これには空間に対する知識と概念的知識が関わっています。




空間に対する知識というのは例えば、障害物の位置を覚えているということや一度経験した障害物の記憶をいい、


概念的知識というのは例えば、車と接触すると危ないということや道の素材で危ないかどうかを判断することなどを言います。




この2つの知識から視線をコントロールし、歩行に限らず様々な日常動作を遂行しています。




よく、平行棒に跨ぐための障害物を連続して置き歩行時の跨ぎ動作の練習をしているのを目にします。




この時に、設定した距離にもよりますが、ある程度運動機能は備わっている方々が、引っかかりながらも一歩で完遂しようとする方もいれば障害物の前に一度ずつ立ち止まり確実に完遂しようとする方もいます。




この違いは、視線が先行しているかどうかだと思います。




視線は障害物に対して下肢を遊脚する前に先行し障害物を捕らえ、下肢の位置や遊脚の程度を決定していきます。




この視線の先行が下肢の動きを先導することになります。




視線の先行が適切でないと自身の運動機能を超える結果となり安全性の欠如に繋がるのではないかと思います。




つまり、視線を先行させる時間が早く、一つの障害物を回避する前に次の障害物に視線が先行してしまうと下肢のコントロール不良が生じてしまい転倒のリスクを高める結果となります。




平行棒内で行う連続した跨ぎ動作の練習で足の引っかかりが生じてしまう方や円滑性に欠ける方は他の要因もあるかもしれませんが視線コントロール機能が低下しているかもしれません。




なので、跨ぎ動作の練習をする前に以前紹介したサッカード機能や滑動性眼球運動を高める練習、

簡単なのでは伝えられたランダムな数字を上肢や下肢で追う練習をしたり、体軸内回旋に先行して視線が伴わない方は視線先導を行いながら寝返りを練習するなど、

を行うと動作時の障害物回避能力を高められると思います。




視線が働くということは動作に経験や記憶、知識を付加することに繋がります。そのため視線と動作を結びつけることで目的を達成するまでの運動計画の構築と運動の選択に反映されるのではないかと考えています。




高齢の方や小脳疾患の方などバランス練習を行っても伸びがない、または日常に反映されないと感じたら視線や眼球運動から関わっていくと改善に向かう場合もありますので試してみると介入の幅が広がると思います。




今回はこの辺りで失礼致します。


これからもみんなの輪~未来リハ研究会~を宜しくお願い致します。


次回もまた宜しくお願いします。




【アナウンス】





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【女性限定】内部環境調整セミナー
   〜骨盤・股関節を中心に〜



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今回は、股関節や骨盤帯を中心に身体内部環境を整えるために必要な
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【日時】
2014年1月27日(月)
  2月10日(月)
    2月24日(月)
いずれも 19:00~21:00



【場所】
墨田区周辺施設


【講師】
 熱海優季 先生

【お申し込み】
 コチラ(人気セミナーのため、早めに定員に達することが予想されます。)



【自分自身で評価・治療を創り出す〜ヒトの構造から考える臨床推論〜】

~あなたの知らなかった解剖学の面白さをお伝えします~



臨床に役立つ解剖学を基礎から学びます。
部位別に解剖学を学びながら、それらの関係性を解いていく全5回のコースです。
特別な治療手技は行いません。

しかし、臨床の幅は大きく広がります。

良い臨床家の特徴として、人の身体を診る際に解剖学のイメージがしっかりと出来ています。
そして身体各部位との関連を理解し治療を行います。
明確な目的を持ち、ヒトの身体に触れ、どのような変化が起きているのかを的確に把握することができています。
本来、そのイメージを確立するためには繰り返し解剖の学習をしなければなりません。

しかし、臨床での活用の仕方を知らなければ学習効果は薄くなってしまいます。

これまでの解剖学の学習の仕方はあまりにも局所的かつ、平面での学習が主になってしまい、立体的かつ複雑に動くヒトの身体の構造を深く理解するには不十分でした。

そこで、臨床の中で解剖学を活用するために、身体各部位の動きや症状と解剖学の関連をお伝えし、臨床での活用の仕方を覚えて頂きます。


今回のセミナーではどの様にして臨床に解剖学を活かすかを学び、実際に解剖学を基に臨床に臨む事によってより深い立体的な動きのある解剖学のイメージを作っていきます。


-痛みやしびれに対する治療が劇的に変化します-

動きや症状との関連を理解し、解剖学を学ぶことで、
今まで治療対象としてこなかった部位からのアプローチも可能になります。



患者様の訴える痛みやしびれに対して、解剖学的な全身との関係性を用いて治療を行うことができるようになります。

~本コース受講によって得られる事~

☑ これまでの局所的な解剖学の学習方法からヒトの身体を捉えるための解剖学を学びます。
☑ 全身を関係的に捉えることが出来るので、評価や治療の幅が広がります。
☑ 痛みやしびれを有する患者様に対しての治療展開が理解できます。
☑ ヒトの身体の構造を知ることで、オリジナリティのある治療や運動療法のアイデアが生まれます。



解剖学を基に考えた評価法から治療アプローチまで、あなたの脳内に今までなかったビジョンを浮かび上がらせてみませんか?

【日時】
第1回 1月30日 総論
~解剖学を臨床でどの様に活かすのか。解剖学の学び方・活かし方のポイント~

第2回~第4回 各論
 ~身体各部位の解剖学、筋連鎖による全身との関連~

第2回 2月13日 上肢・胸郭
第3回 2月27日 体幹
第4回 3月13日 骨盤・下肢
第5回 3月27日 まとめ
 ~全身を関係的に診る。評価、治療展開~

全て木曜日、19時~21時

【会場】
墨田区周辺施設

【参加費】
40,000円

【講師】
今井俊太 先生

【お申し込み】
コチラ


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《監修》
松下 祐也(エターナル株式会社代表取締役、SESSION理事代表
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輪違 弘樹(株式会社エバーウォーク)

《執筆者一覧》
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『姿勢・動作分析から展開する頚椎疾患の理学療法』


松下 祐也(エターナル株式会社代表取締役、SESSION理事代表
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『動作に影響する経絡アプローチ』

加藤 秀和(株式会社エバーウォーク)
『骨盤帯・胸郭から考える肩関節疾患』


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『足関節捻挫後のアプローチ〜自然治癒力を引き出す〜』


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