2017-10

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

浮腫のメカニズム

皆さん、こんばんは。木曜日担当大山です。

クリスマスが終わり、今年も残り1週間ですね…

早いです。あっという間に1年が終わりますね。。




今日は浮腫のメカニズムについて勉強したので少し述べたいと思います。


浮腫;間質液が組織間隙や、胸腔、腹腔などに異常に貯留した状態

大まかに5種類が要因として考えられます。

①毛細血管静水圧の上昇

②血漿膠質浸透圧の低下

③腎Na排泄機能低下

④血液量の減少

⑤リンパ系の閉塞


次のこの5つ挙げた物のメカニズムを説明します。


①毛細血管静水圧の上昇

腎機能や心機能が低下することで、循環血漿量が増加する
→毛細血管静水圧(血管内から血管外へ水分を押し出そうとする圧)が上昇し浮腫が生じる。



②血漿膠質浸透圧の低下

生体侵襲が加わると、毛細血管の透過性が亢進する。その結果、血漿膠質透過性が低下し、血液中の蛋白成分(主にアルブミン)が組織間(間質に移動)する。
→間質の水分を血管内に引き戻せず、水分が間質に貯留してしまい浮腫が生じる。

※血漿膠質浸透圧;蛋白質により組織間の水分を血管内に引き戻せる力



③腎Na排泄機能低下

腎でのNa調節機能が低下することで血漿間質液とのNa濃度が変化し浸透圧のバランスが崩れる。
→細胞内から細胞外への水分移動が起こり、浮腫が生じる。


④血液量の減少

循環血漿量の減少を補おうとホルモン(さぁ何ホルモンでしょう?答えは最後に…)が分泌され、水とNaの再吸収が促進される。
→血中のNa濃度が上昇し浮腫が生じる


⑤リンパ系の閉塞
悪性腫瘍やリンパ管の炎症でリンパ管が閉塞されることで、間質からの水分流出が妨げられ浮腫が生じる。




以上のことが、浮腫のメカニズムになります。

次に浮腫がある患者の離床時ポイントを述べます。

【☆浮腫の原因を探る】
【☆皮膚の脆弱化によるスキントラブル(褥瘡リスク)】
【☆関節運動の制限、疼痛対処】
【☆転倒防止】


離床が難しかったり、自己体交困難な患者様に対して弾包を巻いたり、時間誘導で体交したりと色々と方法はありますが、セラピストとして浮腫に対してどのような事ができるのか?という事で勉強しました。

アプローチを勉強する前に、まずは基本的なメカニズムを勉強しないと治療していてイメージが付きにくいと思います。

例として触診を挙げると、筋肉の起始停止、目的とする筋肉の深さ等が頭に入っていないと確実に治療の効果判定もできませんし、治療といえるのか?って自分的に思います。

なので、学生の時の知識・あるいわ今学生の皆さんには今のうちに座学で吸収できる事を多く吸収して、臨床に出た時に是非無駄にしないで、患者様の治療にあたって頂けたらと思います!

知っているって楽しいことですよ。笑

あっ、④の部分での答えです。
「血流量の維持、血漿浸透圧の維持・調節に欠かせないホルモンは?」
「答え;抗利尿ホルモン」



国師まで約2か月ですね、早いものです。学生の皆さん頑張ってください!!


最後まで読んでくださりありがとうございました。2013年の木曜は本日が最後です。来年もどうぞよろしくお願い致します。それでは皆様良いお年を。



【アナウンス】





大好評につき、第2期開催決定!!
【女性限定】内部環境調整セミナー
   〜骨盤・股関節を中心に〜



患者様の訴えるむくみや冷えを放置してしまってはいませんか?
むくみや冷えとは一体どのようにして起こるのか?
どの様にすれば、むくみを防ぎ治療効果を向上させることが出来るのか…

それは、患者様の内部環境に目を向け、むくみや冷えを引き起こしている原因を見つけ出し、そこに対してアプローチしていかなければいけません。

今回は、股関節や骨盤帯を中心に身体内部環境を整えるために必要な
☑機能解剖
☑内部環境の調整法
☑股関節・骨盤帯機能の調整法
を学びます。

内部環境を調整したうえで、より機能的な骨盤・股関節にするための調整法も併せて行う事でこれまでよりも1歩踏み込んだ骨盤周囲の機能改善を目指します。


【日時】
2014年1月27日(月)
  2月10日(月)
    2月24日(月)
いずれも 19:00~21:00



【場所】
墨田区周辺施設


【講師】
 熱海優季 先生

【お申し込み】
 コチラ(人気セミナーのため、早めに定員に達することが予想されます。)



【自分自身で評価・治療を創り出す〜ヒトの構造から考える臨床推論〜】

~あなたの知らなかった解剖学の面白さをお伝えします~



臨床に役立つ解剖学を基礎から学びます。
部位別に解剖学を学びながら、それらの関係性を解いていく全5回のコースです。
特別な治療手技は行いません。

しかし、臨床の幅は大きく広がります。

良い臨床家の特徴として、人の身体を診る際に解剖学のイメージがしっかりと出来ています。
そして身体各部位との関連を理解し治療を行います。
明確な目的を持ち、ヒトの身体に触れ、どのような変化が起きているのかを的確に把握することができています。
本来、そのイメージを確立するためには繰り返し解剖の学習をしなければなりません。

しかし、臨床での活用の仕方を知らなければ学習効果は薄くなってしまいます。

これまでの解剖学の学習の仕方はあまりにも局所的かつ、平面での学習が主になってしまい、立体的かつ複雑に動くヒトの身体の構造を深く理解するには不十分でした。

そこで、臨床の中で解剖学を活用するために、身体各部位の動きや症状と解剖学の関連をお伝えし、臨床での活用の仕方を覚えて頂きます。


今回のセミナーではどの様にして臨床に解剖学を活かすかを学び、実際に解剖学を基に臨床に臨む事によってより深い立体的な動きのある解剖学のイメージを作っていきます。


-痛みやしびれに対する治療が劇的に変化します-

動きや症状との関連を理解し、解剖学を学ぶことで、
今まで治療対象としてこなかった部位からのアプローチも可能になります。



患者様の訴える痛みやしびれに対して、解剖学的な全身との関係性を用いて治療を行うことができるようになります。

~本コース受講によって得られる事~

☑ これまでの局所的な解剖学の学習方法からヒトの身体を捉えるための解剖学を学びます。
☑ 全身を関係的に捉えることが出来るので、評価や治療の幅が広がります。
☑ 痛みやしびれを有する患者様に対しての治療展開が理解できます。
☑ ヒトの身体の構造を知ることで、オリジナリティのある治療や運動療法のアイデアが生まれます。



解剖学を基に考えた評価法から治療アプローチまで、あなたの脳内に今までなかったビジョンを浮かび上がらせてみませんか?

【日時】
第1回 1月30日 総論
~解剖学を臨床でどの様に活かすのか。解剖学の学び方・活かし方のポイント~

第2回~第4回 各論
 ~身体各部位の解剖学、筋連鎖による全身との関連~

第2回 2月13日 上肢・胸郭
第3回 2月27日 体幹
第4回 3月13日 骨盤・下肢
第5回 3月27日 まとめ
 ~全身を関係的に診る。評価、治療展開~

全て木曜日、19時~21時

【会場】
墨田区周辺施設

【参加費】
40,000円

【講師】
今井俊太 先生

【お申し込み】
コチラ


電子書籍「若手セラピストのための整形外科アプローチ」好評発売中!

《監修》
松下 祐也(エターナル株式会社代表取締役、SESSION理事代表
)
輪違 弘樹(株式会社エバーウォーク)

《執筆者一覧》
上田 泰久(文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科助教)
『姿勢・動作分析から展開する頚椎疾患の理学療法』


松下 祐也(エターナル株式会社代表取締役、SESSION理事代表
)
『動作に影響する経絡アプローチ』

加藤 秀和(株式会社エバーウォーク)
『骨盤帯・胸郭から考える肩関節疾患』


佐々木 隆紘(二宮整形外科皮フ科)
『足関節捻挫後のアプローチ〜自然治癒力を引き出す〜』


磯谷 隆介(医療法人社団遼山会関町病院
)
『肩関節疾患における肩甲帯の動きを大腰筋から構築する』

稲垣 郁哉(広尾整形外科リハビリテーション科)
『上肢運動連鎖と理学療法』


今井 良輔(済生会 若草病院
)
『膝関節の過伸展を伴う不良姿勢に対するセルフエクササイズ』

《ブックデザイン・イラスト》
西嶋 大樹(SESSION)

詳細・購入はコチラ
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://miraireha.blog.fc2.com/tb.php/352-9c644a7f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

フリーエリア

カテゴリ

みんなの輪~未来リハ研究会~ (40)
運動器リハ (31)
脳卒中 (19)
評価 (26)
臨床実習 (12)
PT・OT国家試験 (8)
摂食嚥下 (17)
ペインクリニック (19)
成功哲学 (12)
未分類 (18)
体軸と発達 (16)
EBM (1)
研究 (2)
マネジメント (0)
秘伝 (11)
体軸理論 (5)
発表 (1)
身体図式と姿勢制御 (6)
ACL関連 (4)
上肢の理学療法 (17)
栄養 (2)
リハビリ革命 (2)
学会 (2)
解剖学 (15)
運動制御 (11)
その他 (13)
歩行訓練 (4)
歩行 (4)
自費診療 (4)
急性期 (6)
関節可動域 (2)
臨床推論 (4)
顎関節 (7)
コミュニケーション (3)
書籍紹介 (3)
心理 (4)
THA (1)
視覚 (4)
勉強会 (2)
PNF (7)
注意 (3)
大学院 (1)
ボディーイメージ (2)
身体の表現 (1)

プロフィール

みんなの輪~未来リハ研究会~

Author:みんなの輪~未来リハ研究会~
当会の目的

1.縦の繋がりはもちろん、同世代のセラピストの横の繋がりを構築する。

2.個々のレベルアップの場とし、日々の臨床・研究・教育の場で活かす。

3.他分野の方との、繋がりを作る。


職種を超えた輪を作り、より良い未来を創っていきたいと思っております。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カウンター

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。