2017-05

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体水分 In Out Baranceとは②

こんばんは。木曜日担当大山です。



諸事情により先週更新できず申し訳ありませんでした。
今日は先々週に引き続き、In Out Balanceの続きで、水分バランスを評価するための観察ポイントを述べたいと思います。


まず、In/Outするものを考えてみましょう。

Inに関しては、水分補給・食事etc…ということはお分かりだと思います。

Outに関しては大体は【尿量・ドレーン・不感蒸泄】この3つが重要といわれています。


①尿量:約1000~1500ml/日
    大体、1時間の尿量は1ml/kg程度が目安です。

*尿量は何によって決定するか知っていますか?
    →答え;排泄される溶質の量、腎の濃縮能、希釈能

②不感蒸泄:環境温が適切で発熱がない状況においても、皮膚や肺から一定量の水分を喪失しています。

 例:体温が37℃から1℃上昇するごとに不感蒸泄は15~20%増加

不感蒸泄と汗は少し違います。

不感蒸泄は水分の喪失であるのに対して、汗は水分だけでなく、NaClなどの電解質も一緒に喪失することになります。 

続いて、腸管排泄物と創部浸出液の影響を考えてみます。


急性期では腸蠕動運動の減弱により、胃管からの排泄量が増加することがあります。

創部からの浸出液中には、電解質とともに蛋白成分も大量に含まれています。

このことから、多量の浸出液や排泄があるようなら、適切な輸液による補正投与が必要になります。

放置することで、低たんぱく血症になる恐れがあります。

また、リスク管理として離床中に急激な排液量の増加、性状の変化を認めたら離床を中断する必要があります。


では最後に離床する前後に観察・確認しておくPoitを述べます。


☆離床時の状態だけでなく、継時的変化をとらえて評価・把握することが重要です☆

①Drカルテ・看護記録からの情報収集
 →手術内容、経過etc

②循環動態
 →血圧、脈拍、CVP、SGデータ、Aライン圧波形の基線のブレや圧幅狭小化

③時間尿量・尿比重
 →輸液量に見合った尿量が得られているか

④水分バランス
 →輸液量、輸血量、経口摂取、出血量、ドレーン・ガーゼからの排液量、体重変化

⑤体温
 →発熱による不感蒸泄や発汗による水分喪失量の増加の有無、発熱に伴う消耗性疲労の有無

⑥呼吸
 →呼吸数、呼吸音、痰の量、性状などから肺水腫、脱水兆候の有無

⑦自覚症状
 →気分不良、悪心、めまい、呼吸苦、動悸、疼痛有無・程度

⑧意識
 →急激な循環血漿量の減少をきたすと、意識レベルの低下を認めることがある

⑨抹消循環不全兆候
 →顔面蒼白、チアノーゼ、四肢冷感、冷汗

⑩浮腫の有無、程度
 →水分バランス、アルブミン栄養状態と合わせて評価

⑪レントゲン所見
 →胸部XP;CTR、肺野浸潤影など
 腹部XP;腸管ガスの有無・程度
 各種ドレーン、カテーテルの位置

⑫Laboデータ
 →腎機能(BUN、Cr,クレアチニンクリアランス)
 貧血の有無(赤血球数、Hb、Ht値)
 電解質(Na,K,CL)
 血液ガスデータ(酸塩基平衡、酸素化)


PTとして機能はもちろんですが、患者様を見るにあたって事前にどんな人なのかというのは把握する必要でとっても大事だと思います。

臨床に出て、回復期に配属になり、身体機能ばかりに目を向けてしまっていました。

でもオペ見をして、急性期の患者様に接して、何をすればいいのかすごくわかりませんでした。

回復期にいると、急性期で担当していた先輩から色々聞いて引き継ぐので・・・

急性期に研修に行き、情報を自分で取るにしても何を取ればいいのやら・・・


患者様によっては初めての手術、リハビリをする人もいると思います。

そういった方に対して、不快なく接するにも自分がこれだけの情報を事前に把握しておくことで、リスク管理はもちろん、安心してリハビリを受けて機能改善に繋げられるのではないでしょうか。


せっかく学んだ生理学を臨床でも活かせていきたいところです。自分の目標ですね、笑


最後まで読んでくださりありがとうございました。

失礼します。


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第3回 2月27日 体幹
第4回 3月13日 骨盤・下肢
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【参加費】
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