2017-08

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頭蓋下顎関節⑤

こんにちは。
水曜担当の中村です。


前回はCM関節の位置と活動の関係について書きました。


今回はCM関節と運動連鎖について書きたいと思います。



CM関節の歪みは他部位に波及し、姿勢制御や呼吸にも影響を及ぼします。


これを治療していく上では他部位との繋がりや関係性を知る必要があります。


その中でも隣接している頭部や頚部との連鎖は非常に重要です。



例えば、下顎が前方並進運動した場合、頚部は屈曲と伸展どちらが行いやすくなると思いますか?


実際にやってみてください。


顎を前に出そうとすると、顎が上がりそうになるから頚部伸展の方がやりやすいと思われるのではないでしょうか?


答えは屈曲です。


その関係性について説明します。


下顎が前方並進運動した場合、相対的に頭蓋は後方に位置します。


すると運動の支点であるCM関節より上部の質量中心は後方化するため、後方への回転力が生まれます。


これを外部頚部伸展モーメントといいます。


これに対して抗重力位では姿勢を保持するため、頚部屈筋群が緊張し頭頚部を正中位に保とうとします。


これを内部頚部屈曲モーメントといいます。


この頚部屈筋群の緊張が高くなっている状態では頚部伸展制限が起こります。


逆に頚部屈曲は行いやすくなります。



頚部側屈でも同様です。


下顎が右側並進運動した場合、内部頚部右側屈モーメントとして右胸鎖乳突筋や斜角筋が緊張するため、頚部左側屈制限が起こります。



これがCM関節と頭頚部の関係です。



ここまではCM関節を運動軸とした下顎の運動を中心に話してきました。


咀嚼や姿勢保持では下顎の運動が大部分ですが、わずかに頭蓋も動いています。


そして、その時の運動軸は上位頚椎になります。



今日はこのくらいで失礼します。


次回もCM関節と運動連鎖について書きたいと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



【NEW!!アナウンス】




【機能障害に対するリハビリテーション開始前に考えるべきポイント】
   ~解剖・生理・運動学に基づいた臨床展開~


今回の勉強会では若手セラピスト向けに、教科書的思考からの脱却を目指して臨床に即した考え方を学んで頂きます。

関節可動域制限や筋力低下に対する評価・アプローチは学生時代にも習ったかと思いますが、それだけでは臨床では効果が中々出ません。
その理由は、筋力低下や可動域制限というのは結果でしかないからです。
その機能障害を引き起こした原因を探し、アプローチしていく必要があります。

みなさんは1本の肋骨のわずかな歪みによって、筋力が発揮されなくなることをご存知ですか?
アライメントを僅かに修正するだけで、ストレッチなどを施さなくても緊張が解放され、関節可動域が改善されることをご存知ですか?

筋力低下や関節可動域制限を引き起こす原因を、解剖・生理・運動学をベースに考えて学んでみませんか?



‐演題‐

第1部 14:00~15:30 “筋力訓練以前に確認しなければならない5つのポイント ~原因探求とMMTの応用法~”
佐々木 隆紘 先生

第2部 15:40~17:10 “バイオメカニクスからみた姿勢と動作 〜関節の動きを考え、姿勢とリンクさせる〜” 
加藤 秀和 先生

平成25年12月14日(土)14:00~17:10
場所:東馬込しば整形外科
費用:4000円
定員:20名(実技を行うため少人数に限定いています。早めに埋まってしまうことがありますのでご了承ください)

※同日夜に行われる、みんなの輪大忘年会にご参加の方は、本勉強会費を2000円で案内させていただきます。

【お申し込み】
コチラ






【女性限定】内部環境調整セミナー
   〜骨盤・股関節を中心に〜



患者様の訴えるむくみや冷えを放置してしまってはいませんか?
むくみや冷えとは一体どのようにして起こるのか?
どの様にすれば、むくみを防ぎ治療効果を向上させることが出来るのか…

それは、患者様の内部環境に目を向け、むくみや冷えを引き起こしている原因を見つけ出し、そこに対してアプローチしていかなければいけません。

今回は、股関節や骨盤帯を中心に身体内部環境を整えるために必要な
☑機能解剖
☑内部環境の調整法
☑股関節・骨盤帯機能の調整法
を学びます。

内部環境を調整したうえで、より機能的な骨盤・股関節にするための調整法も併せて行う事でこれまでよりも1歩踏み込んだ骨盤周囲の機能改善を目指します。


【日時】
2013年11月11日(月)
  11月25日(月)
    12月9日(月)
いずれも 19:00~21:00


【場所】
墨田区周辺施設

【参加費】
18000円


【講師】
 熱海優季 先生

【お申し込み】
 コチラ




【解剖学に基づいたヒトの診方と治療手技】



学生時代に学んだ解剖学の知識を臨床に活かせていますか?

自分の学んだテクニックを最大限活用する。

臨床において最も重要な、“ヒトの診方”や“考え方”を学ぶ事で適切な治療手技の選択する事が可能となります。


解剖学に基づいたヒトの診方と治療手技をテーマに、全5回のセミナーです。

本コースは養成校やリハビリ関係のセミナーでは教えてもらえない“人間の組織の質感”を感じ取りながら、テクニック以前に必要な臨床での考え方や組織の状態把握など、セラピストとしてのベースアップになるような内容になっています。それらを理解したうえで組織にアプローチを施しす実技練習も十分に行いますので、より臨床に即した手技を身につける事ができます。


より臨床的な解剖生理学の活かし方をお伝えします。



【プログラム】


平成25年11月23日(祝)
10:00〜15:00


~各論④ 評価編~



【内容】
姿勢から制限部位の予測
筋膜制限の評価
液体的視点から制限部位の見つけ方
組織との対話
優先順位のつけ方

その他、実技を進めていく上で必要と思われる評価・治療法は随時お伝えします。


【会場】
東京都内施設
詳細は、お申込者様に追って連絡差し上げます。

【受講費】
 10,000円

【定員】
 20名


【お申し込み】
コチラ
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