2017-11

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感覚を良くするために①


こんばんは。

更新が遅くなりました。月曜担当の佐々木です。





昨日は


解剖学に基づいたヒトの診方と治療手技〜総論〜を開催致しました。



これで3回目の総論セミナー。


毎回「もっと受講生が理解を深めるにはどうすれば良かったのか?」ということを反省していますので、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目のセミナーの方が受講生の理解が早く、1日で多くのものを吸収できたのではないかと思っています。


みなさん本当に熱心に練習もされていて、僕もセミナーをしていてとても楽しかったです^^






しかし、受講生の方々が口を揃えて言うのが

「感覚が難しい」

「もっと感覚を良くしたい」


ということです。




感覚を良くするというのは非常に大切な事で、セラピストは患者さんの状態を「自分自身の感覚」で捉えなければ、アプローチできませんよね。




この世界は自分自身の感覚で知覚できた時、はじめてそれが存在すると認識できるわけです。

つまり感覚が悪く知覚できなければ、それは存在しないことになります。




みなさんは空気中に酸素があるという教育を受けているので、そこに酸素があると思い込んでいますが、

本当に酸素を認識できているか?と聞かれると、できていないと思います。それは目に見えないからです。




物体として視覚で確認できるものであれば、それは「存在している」と認識できるのではないでしょうか?

これは“視覚”という感覚器を使って知覚できているからですよね。






では目では見えない「患者さんの身体内」の状態を認識するにはどうすれば良いのでしょうか?

それは触覚による感覚を高めるしかありません。




触れて感じること



ただそれだけでも、感覚の良い人には莫大な情報が得られます。

逆に感覚の良くない人には何も情報が得られないと思います。




例えばセラピストが患者さんの身体を触れて、身体の制限部位を見つけたい時



感覚の良い人は「〇〇筋に問題がある」と分かっても、

感覚の良くない人は「〇〇筋に問題があるのか分からない」となりますよね。






つまり感覚の良い人は知覚できるので、「そこに確かに存在する」のに対し、

感覚の鈍い人には「そこに何もない」ということになります。





医療の世界では客観性が大切だと言われます。

しかし、人それぞれ感覚が違うという事を考えると難しい問題です。




だからこそセラピストは自身の感覚を高め、少しでも多くの物を感じれて、認識できる事象を増やさなければならないと考えます。







では、感覚の善し悪しは何から生じるのでしょうか?



とりあえず今日は1つ考えてみたいと思います。




それは“身体環境”



セラピスト自身の身体がどんな状態なのか?ということです。






構造と機能は相互に関係するということを考えると、セラピスト自身の神経系などは何も機能障害がないことが当然望まれます。

ここでいう機能障害とは損傷というレベルではなく圧迫や伸張、神経を覆う結合組織の硬さ、頭蓋骨の硬さなどのことを言います。




このような部位に硬さがあれば、当然神経系の機能にも何かしらの影響が出てくる可能性があります。


完全な機能を手に入れるには完全な構造が欲しいということです。






そして、セラピストの身体がゆるんでいるか?ということも大切な条件になります。




感覚とは何から生じるのか?を考えた時、それは「差」を感じるということであるとも言えます。


要するに複数の比較対象がなければ、感覚するための基準がなくなってしまします。






セラピストが見つけたいのは患者さんの改善すべき問題の部位であり、それは「制限」であるとも言えます。


制限、つまり硬さを見つけるためには、自分自身が硬くてはどうしようもありません。私たちは自分自身をまずは基準に世界を感覚しているわけです。


なので身体はゆるんでいる方が良いと考えます。






次回はまた別の視点から感覚を良くするために必要なことを考えていきたいと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。




【アナウンス】


【整形外科領域における動作分析からのトータルアプローチ】
~構造的にヒトの身体を捉え、動きに着目した全身へのアプローチ~



今回の勉強会では…

・身体重心とヒトの動き方全身との関係
・関節の機能解剖
・身体重心と関節機能の関係
・歩行動作の見るべきポイント
・姿勢と動作の関係
・背臥位姿勢から予測できる動き方

                  について学べます。


以上の事を踏まえて、これまでの動作分析やアプローチを行ってみてください。
これまでの臨床とは違った結果が得られるかもしれません。



‐演題‐

第1部 10:00~12:30 “姿勢から動きを考える~背臥位と歩行の関係~”
稲垣 郁哉 先生
第2部 13:30~16:00 “身体重心からみる関節機能障害”
見山 明 先生


平成25年10月27日(日)10:00~16:00
場所:NTT東日本関東病院
費用:8000円
定員:32名(実技を行うため少人数に限定いています。早めに埋まってしまうことがありますのでご了承ください)


※お二人様以上同時のお申し込みの方には
限定で、演者である見山明先生のこれまでの臨床をまとめた発表資料である“個別性へのアプローチ”をプレゼント致します。


【お申し込み】
コチラ









【解剖学に基づいたヒトの診方と治療手技】



学生時代に学んだ解剖学の知識を臨床に活かせていますか?

自分の学んだテクニックを最大限活用する。

臨床において最も重要な、“ヒトの診方”や“考え方”を学ぶ事で適切な治療手技の選択する事が可能となります。


解剖学に基づいたヒトの診方と治療手技をテーマに、全5回のセミナーです。

本コースは養成校やリハビリ関係のセミナーでは教えてもらえない“人間の組織の質感”を感じ取りながら、テクニック以前に必要な臨床での考え方や組織の状態把握など、セラピストとしてのベースアップになるような内容になっています。それらを理解したうえで組織にアプローチを施しす実技練習も十分に行いますので、より臨床に即した手技を身につける事ができます。


より臨床的な解剖生理学の活かし方をお伝えします。



【プログラム】


平成25年10月20日(日)
10:00〜15:00


~各論③ 脊柱・骨盤編~



【内容】
脊柱の評価と治療
仙腸関節の評価と治療
恥骨結合の評価と治療
腰仙関節の評価と治療
仙椎の評価と治療
その他、解剖学的重要部位


【会場】
東京都内施設
詳細は、お申込者様に追って連絡差し上げます。

【受講費】
 10,000円

【定員】
 20名


【お申し込み】
コチラ


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Author:みんなの輪~未来リハ研究会~
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