2017-08

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急性期③

こんにちは。
水曜担当の中村です。


前回は急性期での対象者の多様性について書きました。


今回もその続きを書きたいと思います。



急性期では脳卒中発症直後の方からガン終末期の方まで様々な方を対象にリハビリを行います。


その中では当然、良くなる人に対するリハビリだけではなく、良くならなかったり、逆に悪くなる人に対してリハビリを行うこともあります。


従って、それぞれの状態や目的に応じたリハビリが必要になります。


大きく分類すると、

・リハビリで改善する場合

・治療とリハビリの併用で改善する場合

・大きな改善は望めず、維持・緩和的な場合

などに分けられると思います。


リハビリで改善する場合というのは、整形保存や回復期脳卒中などがこれにあたると思います。


これらを対象としている外来整形クリニックや回復期リハ病院では、ほぼリハビリのみの治療で改善が期待でき、リハビリが治療のメインになります。


ただそれはあくまで症状が軽度であるか全身状態が安定しているためだと思います。


言い換えれば、リハビリで良くなる人だけを対象にしています。



治療とリハビリの併用で改善する場合というのは、整形ope後や急性期脳卒中、呼吸・循環器疾患などの内部障害などがこれにあたると思います。


これらを対象としている急性期病院では、あくまで疾患の治癒と並行してリハビリを行い、他職種と連携して改善に導きます。


全身状態が悪くなっているのに、リハビリは積極的にというわけにはいきません。


なので、リハビリだけで改善するというのは困難であることが多いです。



大きな改善は望めず、維持・緩和的な場合というのは、脳卒中や神経筋疾患慢性期、ガン終末期などがこれにあたると思います。


これらを対象としている療養型病院や緩和病棟では、リハビリによる改善というよりは個人の希望に合わせてQOLを向上することが目的になってきます。


緩和目的の方に機能的な治療はなかなかしないですよね。



最近だと、リハビリや理学療法技術で治せないものはないみたいなセラピスト最強的な発言をする人を時々見かけることがあります。


これは本当の医療現場を知らない大きな勘違いです。


そもそも対象者の状態や目的によって改善度合いが異なるので。



どんな治療でも必ず適応と限界を考える必要があると思います。



今日はこのくらいで失礼します。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



【アナウンス】



【整形外科領域における動作分析からのトータルアプローチ】
~構造的にヒトの身体を捉え、動きに着目した全身へのアプローチ~



今回の勉強会では…

・身体重心とヒトの動き方全身との関係
・関節の機能解剖
・身体重心と関節機能の関係
・歩行動作の見るべきポイント
・姿勢と動作の関係
・背臥位姿勢から予測できる動き方

                  について学べます。


以上の事を踏まえて、これまでの動作分析やアプローチを行ってみてください。
これまでの臨床とは違った結果が得られるかもしれません。



‐演題‐

第1部 10:00~12:30 “姿勢から動きを考える~背臥位と歩行の関係~”
稲垣 郁哉 先生
第2部 13:30~16:00 “身体重心からみる関節機能障害”
見山 明 先生


平成25年10月27日(日)10:00~16:00
場所:NTT東日本関東病院
費用:8000円
定員:32名(実技を行うため少人数に限定いています。早めに埋まってしまうことがありますのでご了承ください)


※お二人様以上同時のお申し込みの方には
限定で、演者である見山明先生のこれまでの臨床をまとめた発表資料である“個別性へのアプローチ”をプレゼント致します。


【お申し込み】
コチラ









【解剖学に基づいたヒトの診方と治療手技】



学生時代に学んだ解剖学の知識を臨床に活かせていますか?

自分の学んだテクニックを最大限活用する。

臨床において最も重要な、“ヒトの診方”や“考え方”を学ぶ事で適切な治療手技の選択する事が可能となります。


解剖学に基づいたヒトの診方と治療手技をテーマに、全5回のセミナーです。

本コースは養成校やリハビリ関係のセミナーでは教えてもらえない“人間の組織の質感”を感じ取りながら、テクニック以前に必要な臨床での考え方や組織の状態把握など、セラピストとしてのベースアップになるような内容になっています。それらを理解したうえで組織にアプローチを施しす実技練習も十分に行いますので、より臨床に即した手技を身につける事ができます。


より臨床的な解剖生理学の活かし方をお伝えします。



【プログラム】

平成25年10月13日(日)
10:00〜16:00


~総論~

関節可動域の制限因子を全身から捉え、的確にアプローチできていますか?

PT,OTとして臨床に向かっている以上、可動域制限への治療は必須の技術です。
しかし現状は、屈曲制限には屈曲方向のストレッチ、伸展制限には伸展方向のストレッチといった具合に短絡的な可動域訓練が行われています。その場では改善が見られても、数分後には元に戻るのが現実です。

みなさんは足関節の靭帯の硬さが、股関節の可動域に影響を及ぼすことをご存じですか?関節可動域の制限因子は、その関節内にのみ存在するわけではないことをご存じですか?
ヒトの身体は結合組織の連続性が保たれており、どこかの組織に制限があるとその影響は全身へと波及します。また運動連鎖や神経ネットワークを考えても局所の影響というのは全身に広がると言えます。つまり関節可動域の改善を目指すのであれば、全身との繋がりを考慮しながら、個別性に対応した評価・治療が必要になります。

当セミナーでは個々によって原因の異なる可動域制限に対して、解剖学に基づいた評価・治療によって対処できる考え方、技術を学びます。この考え方と技術を学ぶことで、症状や疾患名でアプローチを決めるという短絡的なリハビリから、個別性を重視したアプローチへとレベルアップすることが可能です。

・目の前の患者さんにしっかりと変化を出したい方
・症状ではなく、個別性を重視してアプローチができるようになりたい方
・解剖学を臨床でどのように応用すれば良いのか勉強したい方
・やる気のある方

上記に当てはまる方はご参加ください。
症状でアプローチを決めてしまっていては、周りのセラピストと差別化されず、時機に淘汰されてしまうかもしれません。個別性を重視した診方を学ぶ必要があるのです。

※当セミナーで扱う関節可動域制限とは組織の緊張や線維化の段階であり、手技によって変化の起こせる段階のものを扱います。重篤な拘縮や硬化の段階のものは扱いませんので、ご了承ください。

【内容】
関節の評価法
どのような部位にも用いれる3つの治療法
実際の治療練習(膝蓋骨で練習)
ヒトの診方と症状の考え方
その他(時間の許す限り治療法の紹介と練習)



平成25年10月20日(日)
10:00〜15:00


~各論③ 脊柱・骨盤編~



【内容】
脊柱の評価と治療
仙腸関節の評価と治療
恥骨結合の評価と治療
腰仙関節の評価と治療
仙椎の評価と治療
その他、解剖学的重要部位




【会場】
東京都内施設
詳細は、お申込者様に追って連絡差し上げます。

【受講費】
 10,000円(総論・各論とも)

【定員】
 20名


【お申し込み】
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