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足底腱膜周囲の緊張バランス
こんばんは!
遅くなってしまい申し訳ありません。金曜日担当の加藤秀和です。
本日は足底腱膜に対してのアプローチについて書かせて頂きます。
足底腱膜に過緊張があると様々な障害を引き起こしてしまう例があります。
例えばターミナルスタンスでのウィンドラス機構が働く際に、
足底腱膜に過緊張があると踵骨と中足骨が引き合い、拇指球部での種子骨障害を引き起こしたり、
逆に踵骨は足底腱膜の付着している下方が前方に引かれ、後方に倒れる様な動きをします。
この時、踵骨についている下腿三頭筋には牽引力が加わる事になります。
この様に下腿三頭筋と足底腱膜は踵骨を反対方向に牽引しながらバランスをとっています。
このバランスが崩れてしまうと踵骨のモビリティが低下し、
ST関節の動きや、足部全体の動きが硬くなっていくと考えています。
また、足底腱膜は踵骨を経て下腿三頭筋と連結していますので、
足底腱膜の過緊張はアキレス腱、さらにはアナトミートレインの浅後線にまで広がって行きます。
よって、足底腱膜に対してのアプローチは浅後線の緊張のバランスをとった上で、足部の動きを引き出して行く必要があると考えています。
僕がよく出会う症例は、
アーチが崩れ、
足底腱膜に過緊張があり、
蹴り出しが上手く行われず踵離地が遅延している症例です。
こういった方は踵離地が遅延する事で、前方移動する重心を下腿三頭筋が遠心性収縮で支えるため、
下腿三頭筋に過緊張を起こし、それが足底腱膜にも伝わるという悪循環を起こしていると考えます。
こういった方には、
足底腱膜のリリースや下腿三頭筋のストレッチを行い、バランスをとった後に
1列の底屈のモビリティを引き出し、以前お話しした拇指伸展のエクササイズを行います。
そうすると、1列の底屈が促され蹴り出しが上手く行われ、
時間が経っても踵骨周辺の緊張のバランスがとれやすくなっていると考えます。
本日はこの辺で。
お読み頂きありがとうございました。
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≪アナウンス≫
『疾患に囚われずに、ヒトを捉える』
疾患名によって治療プログラムを決めていませんか?
自分の知識に患者さんを当てはめてしまっていませんか?
もっと目の前の患者さんの全体的な状態を捉えたいと悩んでいませんか?
今回は“ヒトを捉える”をテーマに、まずは理学療法士として全身を診る上で欠かせない力学的視点を用いた評価の利点と欠点を解説し、それらを踏まえた上で患者さんの全体的な状態を知るためのスクリーニング検査の紹介から、局所の状態を把握できるように進行します。
養成校やリハビリ関係のセミナーでは重視されない「感覚」を養いながら、明日から臨床で用いられるよう、実技中心で進める予定です。
また、紹介する予定の評価はそのまま治療にも繋がりますので、当セミナー終了後には治療の引き出しも増えることと思います。
【日時】
平成25年6月30日(日)
10:00~16:00
【会場】
墨田区周辺施設
【受講費】
9,000円
【定員】
20名
【講師】
輪違弘樹
佐々木隆紘
講師詳細プロフィール
【プログラム】
1. 触診能力を高めるために必要なこと
2. 力学的評価の利点と欠点
・整形外科疾患に欠かせない姿勢、動作分析から考えた症状。
・同じようなストレスがかかっているのに、症状が出る人と出ない人がいるのは何故か?
3. 全身状態を把握するための評価と練習
・観察と触察の利点と欠点
・スクリーニング検査
4. 局所の状態を把握するための評価と練習
・モーション検査
・理学療法の各種検査に応用する
お申し込みはホームページよりお願いします。
ホームページ
お申込みフォーム
肩関節の可動域制限を正確に解釈できていますか?
学生みんなの輪~肩関節編~
【学習内容】
○肩関節複合体の機能解剖を基礎から学習します。
○触診の重要性を学習します。
○肩関節の動かし方、触り方を知り、患者様や利用者様に負担を与えることのない検査・評価を学習します。
これらを理解し、日々の学習に活かすことで患者様に触れる技術の向上、検査の正確性の向上、検査結果の解釈がより深くなるといった効果が考えられます。
【参加資格】
セラピスト養成校に所属している学生限定
以下の項目に1つでも該当するあなた。ご参加をお待ちしております。
解剖学の必要性が分からない。
検査結果から問題点抽出の解釈が出来ない。
将来が不安だ。
やる気はあるが、何を勉強していいかわからない。
共に学習できる仲間がほしい。
卒業後すぐに活躍できるセラピストになるための準備をしたい。
【日時】2013年6月27日(木)19:00~21:00
お申し込みはホームページからお願いします
“個別性の体幹エクササイズを処方していますか?
‐演題‐
第1部 10:30~12:00 “臨床における解剖学の使い方 ~体幹編~”
佐々木 隆紘 先生
第2部 12:50~14:20 “脳卒中片麻痺の体幹機能~姿勢調整と基本動作の促通~”
中村 祐太 先生
第3部 14:30~16:00 “体幹機能向上と上肢の関係性理論”
稲垣 郁哉 先生
日時:2013年6月9日 10:00~16:00
場所:NTT東日本関東病院 リハビリテーション室
定員:32名 定員に達しました。多数のお申し込みありがとうございました。
参加費:6000円
お申し込み:ホームページから
http://minnnano-wa.jimdo.com/
Facebook公式アカウント
http://www.facebook.com/MinnanoLunweiLairihaYanJiuHui
いいね!を押していただくと、みんなの輪から有益な情報が届きます。
早期申し込みなどの限定プレゼント情報もいち早くお知らせできます!
みんなの輪ホームページ<リニューアルしました!>
http://minnnano-wa.jimdo.com/
遅くなってしまい申し訳ありません。金曜日担当の加藤秀和です。
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この時、踵骨についている下腿三頭筋には牽引力が加わる事になります。
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また、紹介する予定の評価はそのまま治療にも繋がりますので、当セミナー終了後には治療の引き出しも増えることと思います。
【日時】
平成25年6月30日(日)
10:00~16:00
【会場】
墨田区周辺施設
【受講費】
9,000円
【定員】
20名
【講師】
輪違弘樹
佐々木隆紘
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2. 力学的評価の利点と欠点
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“個別性の体幹エクササイズを処方していますか?
‐演題‐
第1部 10:30~12:00 “臨床における解剖学の使い方 ~体幹編~”
佐々木 隆紘 先生
第2部 12:50~14:20 “脳卒中片麻痺の体幹機能~姿勢調整と基本動作の促通~”
中村 祐太 先生
第3部 14:30~16:00 “体幹機能向上と上肢の関係性理論”
稲垣 郁哉 先生
日時:2013年6月9日 10:00~16:00
場所:NTT東日本関東病院 リハビリテーション室
定員:
参加費:6000円
お申し込み:ホームページから
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http://minnnano-wa.jimdo.com/
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