2017-10

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大脳基底核による運動制御②

こんばんは。
水曜担当の中村です。


今週末は名古屋でPT学会がありますね。

自分も演題登録しましたがアクセプトされなかったので、共同演者として日曜のみ参加予定です。

年に一回の全国学会は楽しみですね。


さて、今日も大脳基底核による運動制御の続きを書きたいと思います。

その中でもドーパミン作動系とパーキンソン病について。


大脳基底核からの出力はGABAという抑制性神経伝達物質を介して誘発されます。

即ち、大脳基底核は大脳皮質や脳幹の活動を抑制することにより、運動や精神機能を調節します。

そして、脳幹は大脳皮質(興奮)と基底核(抑制)からの二重制御を受けます。


ドーパミン作動系は大脳基底核の活動を修飾します。

パーキンソン病では、運動の減少、筋緊張の亢進、安静時振戦、歩行障害、姿勢障害が観察されます。

この疾患ではドーパミン細胞が変性します。

その結果、大脳基底核からの抑制出力が亢進します。

大脳基底核は、大脳皮質の活動を介して随意運動を制御します。

また、脳幹の歩行運動系や筋緊張抑制系に作用して、歩行や筋緊張を制御します。

しかし、大脳基底核からの抑制出力が亢進すると、大脳皮質の活動や歩行運動系の活動が低下します。

そのため、運動の減少や運動速度の低下、歩行障害が出現すると考えられます。

また、筋緊張抑制系を抑制するため筋緊張は高くなると想定されます。


この疾患では、精神活動の停滞、情動発現の減少、睡眠障害なども誘発されます。

ドーパミンの欠如により、運動機能のみならず、精神活動や意識・注意の障害も誘発されると考えられます。


今日はこのへんで。


次回からは歩行の神経機構について書きたいと思います。


よ~し、明日も臨床や~るぞ~

ありがとうございました。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://miraireha.blog.fc2.com/tb.php/247-b1de9f26
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

フリーエリア

カテゴリ

みんなの輪~未来リハ研究会~ (40)
運動器リハ (31)
脳卒中 (19)
評価 (26)
臨床実習 (12)
PT・OT国家試験 (8)
摂食嚥下 (17)
ペインクリニック (19)
成功哲学 (12)
未分類 (18)
体軸と発達 (16)
EBM (1)
研究 (2)
マネジメント (0)
秘伝 (11)
体軸理論 (5)
発表 (1)
身体図式と姿勢制御 (6)
ACL関連 (4)
上肢の理学療法 (17)
栄養 (2)
リハビリ革命 (2)
学会 (2)
解剖学 (15)
運動制御 (11)
その他 (13)
歩行訓練 (4)
歩行 (4)
自費診療 (4)
急性期 (6)
関節可動域 (2)
臨床推論 (4)
顎関節 (7)
コミュニケーション (3)
書籍紹介 (3)
心理 (4)
THA (1)
視覚 (4)
勉強会 (2)
PNF (7)
注意 (3)
大学院 (1)
ボディーイメージ (2)
身体の表現 (1)

プロフィール

みんなの輪~未来リハ研究会~

Author:みんなの輪~未来リハ研究会~
当会の目的

1.縦の繋がりはもちろん、同世代のセラピストの横の繋がりを構築する。

2.個々のレベルアップの場とし、日々の臨床・研究・教育の場で活かす。

3.他分野の方との、繋がりを作る。


職種を超えた輪を作り、より良い未来を創っていきたいと思っております。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カウンター

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。