2017-08

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大脳基底核による運動制御①

こんばんは。
水曜担当の中村です。


先週末は当会副会長の佐々木さんの結婚式がありました。

彼には学生時代からお世話になっていたので、幸せそうな姿がみれて良かったです。

いい結婚式でした。


さて、今日は大脳基底核による運動制御について書きたいと思います。


大脳基底核の機能というと、どんなことをイメージされるでしょうか?


大脳基底核は複数の神経核群からなる神経回路網を構成しています。

大脳皮質ー基底核ループと基底核ー脳幹系を介して大脳皮質や脳幹の活動を調節します。

大脳皮質ー基底核ループは外側運動制御系を介して随意運動を制御します。

基底核ー脳幹系は内側運動制御系を介して眼球運動、姿勢、筋緊張を制御します。


大脳基底核は運動機能だけでなく、前頭連合野への投射を介して社会性や行動計画などの高次脳機能にも関与します。

また大脳辺縁系への投射を介して情動や認知情報の評価に対しても影響を及ぼします。

基底核ー脳幹系は上行性網様体賦活系に作用して、意識レベルや注意、睡眠にも影響を与えます。

このように大脳基底核は運動機能と精神活動の統合機能に関与すると考えられます。


大脳基底核疾患の特徴として2つの病態があります。

1つはパーキンソン病に代表される筋緊張亢進、運動減少症です。

2つ目はハンチントン舞踏病やバリスムスに代表される筋緊張低下、運動増加症です。


基底核の疾患は運動量や運動速度の異常、筋緊張の異常、不随意運動などの運動障害として発現します。

ドーパミンやアセチルコリンなど神経伝達物質の障害も存在し、認知・情動・注意・学習機能などの高次脳機能障害も合併します。


今日はこのへんで。


次回も大脳基底核による運動制御について書きたいと思います。


よ~し、明日も臨床や~るぞ~

ありがとうございました。
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