2017-10

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内側運動制御系と外側運動制御系②

こんばんは。
水曜担当の中村です。


今日は内側運動制御系と外側運動制御系の続きを書きたいと思います。


先週書いた通り、内側運動制御系は姿勢の維持や歩行時のリズミカルな肢運動に関係します。

では外側運動制御系は?


手足の精緻運動を司るのは外側皮質脊髄路です。

大脳皮質から始まる皮質脊髄路細胞の90〜95%は延髄で交叉した後、反体側の脊髄側索を下行し、外側皮質脊髄路を構成します。


一部脳幹の赤核からの下行する赤核脊髄路と外側皮質脊髄路を合わせて、外側運動制御系とされています。


外側運動制御系は、反体側の手や指の精緻運動を制御します。


また、大脳皮質の一次体性感覚野からも脳幹や脊髄に線維を投射します。

運動に必要とされる感覚情報の選択や先鋭化に寄与しています。



例えばテーブルの反体側にある寿司を箸で掴もうとする場合、手や指の精緻運動だけでなく、身体のバランスを維持する必要があります。

即ち、内側運動制御系と外側運動制御系の機能統合により、適切な運動が誘発されます。


大脳辺縁系、大脳基底核、小脳は大脳皮質への投射を介して外側運動制御系を、脳幹への投射を介して内側運動制御系の働きを調節します。


人間の身体ってよくできてますね。


今日はこのへんで。

次回は姿勢筋緊張の調節について書きたいと思います。


よ~し、明日も臨床や~るぞ~

ありがとうございました。
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