2017-05

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運動制御のプロセス

こんばんは。
水曜担当の中村です。


今日からは運動制御について書いていきたいと思います。

初めの今日は運動制御のプロセスについて。

行動の発現には3つのプロセスがあります。


第一は運動や行動開始のプロセスです。

行動には、正確な制御を必要とする随意的な行動と捕食や逃避などの情動行動があります。

大脳皮質における随意的、認知的な運動指標に基づき、大脳皮質と大脳基底核、小脳を結ぶ神経回路により行動の計画と運動プログラムが生成されます。

情動行動では、情報の種類に関わらず定型的な運動パターンが誘発されます。

大脳辺縁系や視床下部から脳幹への投射系が関与します。


第二のプロセスは、運動の実行です。

歩行時におけるリズミカルな肢運動や姿勢制御は無意識かつ自動的に遂行されます。

この過程にはSensori motor integrationが重要な役割を果たします。

しかし、手指の精密運動や障害物の回避などでは、大脳皮質から直接脊髄へ下行する皮質脊髄路が重要です。

その際、脳幹から脊髄への下行路は随意運動に随伴する姿勢制御に関与します。


第三のプロセスは運動調節です。

小脳は特殊感覚や体性感覚など全ての感覚情報をモニターしています。

小脳は運動によって生じるリアルタイムの感覚情報を用いて、運動プログラムが正確に実行されているか検出します。

大脳基底核では運動や行動が状況に沿った形で適切に遂行できた場合に、報酬としてドーパミンの作用を受けます。

小脳と大脳基底核は大脳皮質に働きかけ、正確かつ適切な運動プログラムの生成に寄与します。

これが運動の学習や強化につながります。


今日はこのへんで。

次回は運動と姿勢について書きます。


よ~し、明日も臨床や~るぞ~

ありがとうございました。
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