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母指と前腕の関係②
こんにちは、土曜日担当の稲垣です。
ってもう日曜日ですよね。遅くなってしまい、申し訳ありません。
前回は、ドゥケルバン病を呈した上肢に対して、前腕回内させると疼痛が軽減するかもしれないという話しをさせて頂きました(^皿^)
今回はその考察について書かせて頂こうと思います。
では、早速考察に入ります。
そもそも腱鞘炎は、腱鞘が区画などに圧迫されて摩擦が繰り返され痛みが生じるとされています。
だからと言って、手関節を区画が弛緩する方向に誘導してもあまり疼痛軽減されません(・・;)
それが、前腕回内誘導すると、母指開排時の痛みは軽減しやすい事が多いです。
それは、長母指外転筋や短母指伸筋と前腕骨間膜の関係だと考えています。
前腕骨間膜には膜様部と腱様部という、2つの繊維性靭帯が存在します。
今回、注目するのは膜様部です。
膜様部は、強靭な靭帯性とは違い、前腕の動きに伴い形状変化を行います。
前腕回内は橈尺骨間を背側凸状に、回外時は掌側凸状に変化し、連結します。
この動きは、骨間膜に付着している筋群に影響を与えると考えられます。
みなさん、前腕を回内位、回外位それぞれで手指屈曲、伸展させてみてください。
どうでしょうか??
回内位では手指伸展(母指伸展)が、回外位では手指屈曲(母指屈曲)が行いやすいと思います。
つまり、母指伸展するには前腕回内(膜様部の背側凸)、母指屈曲には前腕回外(膜様部の掌側凸)が重要と考えられます。
ドゥケルバン腱鞘炎では、圧迫や摩擦の影響もありますが、前腕、手関節、手指の位置関係により長母指外転筋、短母指伸筋の筋出力が十分でないと、このような病態につながるのではないかと考えています。
なので、前腕回内誘導し、母指伸筋群の筋出力が発揮しやすくなると、疼痛軽減につながることが多いです。
あとは、なんで前腕回内が維持できないか体幹機能を考慮して考察できれば完璧なんだけどな~(@_@)笑
今日はこの辺で失礼します。
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今回の勉強会は3部構成となっております。すべて参加していただくとリスク管理~解剖学をベースにした臨床での考え方~呼吸器の診かたまで多角的に “人”をみるための考え方のヒントになります。今回の内容を、受講者の方々がこれまで行ってきた臨床に加えることでより臨床の幅を広げてもらいたいと思っています。
日時:2013年3月24日 10:00~16:00
場所:NTT東日本関東病院 リハ室
申込方法:ホームページにて
参加費:今回から演題ごとの申し込みになります!!
各演題1000円 3演題すべての申し込みで2500円
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