2017-08

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摂食嚥下から見た姿勢へのアプローチ

こんばんは、本日で三回目の更新となります。

臨床にて、誤嚥性肺炎にて繰り返し入院されるかたをよく見ます。
理学療法介入にて自宅に帰れるだけの歩行能力や以上動作能力を獲得しているのにも限らず。

私は理学療法士となった当初、早期退院がQOL向上に繋がり、そのためには移動能力や姿勢を保持する能力に関する機能の向上が必須だと考えていました。確かに、退院後の生活を考慮すると移動能力など生活には必須な能力だと思います。しかし、移動ができたとしても、入退院を繰り返すことはQOLを著しく低下させていると気づかされました。


それは、ある患者様の一言が衝撃的だったからです。

「歩けるのはうれしい、だけど家でずっと生活できるのが一番うれしい」

この方は、繰り返し誤嚥して入退院を繰り返していました。
だから、私は摂食嚥下に興味を持ちました。これからも、摂食嚥下に関して更新していきたいです。


さて前回は、摂食嚥下機能の低下が姿勢へと及ぼす影響について更新しました。
この度は、摂食嚥下機能から見た姿勢へのアプローチについて掲載します。

まず、摂食嚥下機能に関わる筋は頸部の前面に付着しています。
そして、頸部対する作用としては、上位頸椎の屈曲です。拮抗する動きとしては、上位頸椎伸展作用です。
上位頸椎の伸展に関しては、頸部後面の筋が作用しております。
例えば、後頭下筋群です。

後頭下筋群には、深部感覚受容器が数多く存在しております。
皆さんは、深部感覚と姿勢制御との関連は言うまでもないですよね。

要するに、摂食嚥下に関する筋の機能不全が、拮抗筋である後頭下筋群の異常筋緊張を引き起こし姿勢制御を障害してしまうのです。

摂食嚥下に関わる筋のアプローチとしては頭部挙上訓練などがあります。
しかし、やり方を間違えると逆に摂食嚥下にも姿勢制御ともに悪影響を及ぼしてしまいます。

元々、誤嚥を呈するくらい弱い筋を鍛える訳ですから、単純に誰もが頭を上げさせれば良い訳がありません。
無理に代償を呈して、胸鎖乳突筋などの過剰な収縮を繰り返してしまいます。
結果、頭部が前方へ突出した姿勢を作り上げてしまうことも・・・

下顎と甲状軟骨、第一肋骨や鎖骨に付着しているのだから、
まずは、下顎を甲状軟骨に近づけるような運動で促通してみてはいかがでしょうか?

普段、促通されていない筋が収縮できれば、拮抗筋にも影響はありますよね!!


やり方は何でも良いと思います。だけど、アプローチが本に良いと書いてあるからやるのではなく、
アプローチの目的を理解して、しっかりとしたセッティングをすることでより良いアプローチになると思います。

すごく一般的なことですが、非常に重要なことだと思うので、今回掲載させて頂きました。

久保田修

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