2017-08

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運動の発現

こんばんは。
水曜担当の中村です。


今日は運動が発現する前に必要な過程について書きたいと思います。


CRPSや脳卒中においてはNeglectや麻痺などにより運動が発現できないことが多々あります。

これはリハビリテーションの対象の中でも大きな部分を占めると思います。

皆さんは運動を発現させたい時にどのような方法を用いているでしょうか?

よく見かけるのは口頭での誘導ですね。

たしかに、口頭での誘導で聴覚刺激をすることで頭頂葉が発火するため有効な手段だと思います。

でも、ただの筋力低下ではないNeglectや麻痺に対して口頭での誘導だけで果たして運動が発現しやすくなるのでしょうか?

そのためには、運動が発現するまでの過程について知っておく必要があります。


まず、行動企画をします。

次に、視覚や体性感覚などの外界情報や記憶情報や体内情報などの運動発現のための情報のとりまとめを連合野にて行います。

次に、高次運動野にて選択、企画構成、準備が行われます。

最後に、一次運動野にて出力、調整を行い、運動指令が出されます。


ここで注目するのが前頭連合野と頭頂連合野です。

前頭連合野は行動の統合的な指令を高次運動野に出します

また頭頂連合野に運動指令の遠心性コピーを送ります。

頭頂連合野は体性感覚情報と視覚情報の統合を行います。

また身体図式の生成に関わります。

頭頂葉は前頭連合野から送られた運動指令の遠心性コピーと統合的な感覚情報を用いて身体図式(=空間における姿勢・運動パターンの知覚)を構成します。

運動は身体図式を用いて制御されます。

すなわち、エラーがあれば修正されます。


つまり、運動の発現には口頭での誘導だけではなく、身体図式への介入が必要になります。


今日はこのへんで。

よ~し、明日も臨床や~るぞ~

ありがとうございました。
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