2017-08

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CRPSの運動療法

こんばんは。
水曜担当の中村です。


先日の第9回みんなの輪定期勉強会に参加された方々、お疲れさまでした。

非常に有意義な時間になったと思います。
ありがとうございました。


今日はCRPSの運動療法の背景について書きたいと思います。


CRPSの運動療法の背景と言っても脳卒中や運動器疾患の方々の運動療法と大きくは変わりません。

今まで話してきた痛みや運動障害に対して、運動を発現しやすくすることが目的になります。

脳卒中の麻痺と似ていますね。

そのため運動が発現する過程で頭の中で何が起こっているのかを知っておく必要があります。


そこでキーワードになってくるのが『身体図式』です。


前にも書いたかもしれませんが、身体イメージと身体図式は少し異なります。

身体イメージは自分自身の身体について意識的に持つ表象であり、自分と他人の相違関係です。

これに対して、身体図式は自分の身体の姿勢や動きを制御する際にダイナミックに働く無意識のプロセスです。

ある瞬間の筋の位置や身体の相互間の位置関係を定めます。


つまり、姿勢制御に関係します。

当たり前ですが、姿勢制御は運動に関係します。

なので運動療法では身体図式に介入します。

これがCRPSの運動療法の背景です。


次回からは、この身体図式と姿勢制御というカテゴリーで書いていきたいと思います。


今日はこのへんで。

よ~し、明日も臨床や~るぞ~

ありがとうございました。


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みんなの輪~未来リハ研究会~ 第10回定期勉強会

「目の前の患者様の状態、しっかりと把握できていますか?」

演題
第1部 10:00~11:30   《重要》これからは、呼吸器診れなきゃ話にならない。総論    
                  
第2部 12:30~13:50    EBMに基づくリスク管理 ~red flagを見逃さないために~  
                  
第3部 14:00~16:00    臨床における解剖学の使い方 ~頸部・胸郭編~         
                  
  

今回の勉強会は3部構成となっております。すべて参加していただくとリスク管理~解剖学をベースにした臨床での考え方~呼吸器の診かたまで多角的に “人”をみるための考え方のヒントになります。今回の内容を、受講者の方々がこれまで行ってきた臨床に加えることでより臨床の幅を広げてもらいたいと思っています。

日時:2013年3月24日 10:00~16:00
場所:NTT東日本関東病院 リハ室
申込方法:ホームページにて
参加費:今回から演題ごとの申し込みになります!!
各演題1000円 3演題すべての申し込みで2500円

《追伸》
2月24日までのお申し込みもしくはお二人様以上でのお申し込みで

好評だった第9回勉強会の演題の中から加藤先生の「筋・筋膜経線と関節の動きを繋ぐ~患者様と心地よい動きを探す~」の詳細資料第10回勉強会復習用資料プレゼント致します!!

申込みフォームのお名前の欄(メールでの申込の場合も同様にお名前の欄に)に「○○さんと同時申込」とお互いに入力しあい、お申し込みをお願いします。




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CRPSの心理学的機能障害と身体表現性障害

こんばんは。
水曜担当の中村です。


今日はCRPSの心理学的機能障害と身体表現性障害について書きたいと思います。


CRPSの患者さんに限らず、痛みを有する患者さんのほとんどは心理面で何らかの問題をかかえていることが多いと思います。

心理的に問題があるからCRPSを発症するのか、CRPSを発症したから心理的に問題が生じるのかはよくわかりません。

でも、心理面での問題が運動療法の阻害因子になることは多々あります。


Cicconeによると、CRPS患者は局所性神経症患者と症状の訴え、病的行動、心理的な機能障害の点において似ているとしています。


身体表現性障害は、十分な医学的説明が見出せない身体症状(吐き気、眩暈など)からなる障害の一群のことをいいます。

その身体症状や訴えは重篤で、患者に情緒的苦痛を与え、社会的役割の遂行を損なうこともあります。

身体表現性障害の診断は、心理的要因が症状の発症や重症度、期間に影響しています。

また、身体表現性障害は意識的な詐病や仮病によるものではありません。


身体表現性障害は、

多くの臓器系に関連した様々な愁訴がある身体化障害、

1つか2つの神経学的愁訴がある転換性障害、

患者自身が特別な病気にかかっていると思い込む心気症、

身体部位に欠落あると誤った信念あるいは誇張された知覚である身体醜形障害、

心理的要因と関係する疼痛症状を有する疼痛性障害、

などがあります。


運動療法を行う上でも、メンタル面の問題だと決めつけず、問題となっている心理面にもアプローチする必要がありますね。


今日はこのへんで。


よ~し、明日も臨床や~るぞ~

ありがとうございました。



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CRPSの症候の拡がり

こんばんは。
水曜担当の中村です。


今日はCRPSの症候の拡がりについて書きたいと思います。


臨床でCRPSの患者さんをみていると、最初は手だけが痛かったのに後に上肢全体や中には体幹まで痛みが拡がる場合があります。

これらは痛みだけに限らず、運動障害もみられます。


IASP PRESSでは、症状と所見が最初の損傷部位を越えて、より広い領域に拡大することは、これらの障害の特質であるとしています。

これらの症状と徴候は通常、四肢の末梢に生じます。

しかし、時には関連のない部位に及んだり他の身体領域に拡がったりすることがあります。


Stanton Hicksによると、RSDやカウザルギーは典型的には四肢末梢の障害であると考えられていますが、CRPSの定義からすると顔面の一側や体幹部の領域に障害が生じる可能性を否定するものではないとしています。


2000年にMalekiらによるCRPSの拡大パターンの研究があります。

対象は平均罹病期間は4.5年のCRPS患者27名でした。

右足部の場合、右下肢全体に拡がっていく隣接性拡大が5/27、

右足部の場合、左上肢に症状が出現する独立性拡大が19/27、

右足部の場合、左足部に症状が拡がる鏡像性拡大が5/27、

という結果でした。


意外にも関連のなさそうな部位に拡がる独立性拡大が多いですね。

原因はよくわかりませんが、臨床においても同様の現象がみられます。

やっぱり局所と全身両方見ることが大切ですね。


今日はこのへんで。


よ~し、明日も臨床や~るぞ~

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慢性痛における評価

こんばんは。
水曜担当の中村です。


今日は慢性痛における評価についていくつか紹介したいと思います。


一つ目は、患者自身の表現による痛みの測定です。

これは皆さんもよく知っている視覚アナログスケール(VAS)や短縮版マクギル疼痛質問表(SF-MPQ)や疼痛部位図示法などがあります。

その中でもVASは、長さ10cmの線分を患者に見せ、痛みが線分上のどの位置にあるかを判定してもらうことで距離をもって疼痛の程度を測定します。

VASは感度が高く、再現性があり、数値化できるメリットがあります。

また速やかに施行できます。

同一患者の痛みの経時的変化を評価し治療効果の判定に有用です。


SF-MPQは面接質問法を用いた痛みの質問表です。

この質問表では何を痛みとするかを患者と共有します。

感覚面だけでなく感情面など多面的な評価が可能です。

このVASとSF-MPQの点数は相関があると言われています。


二つ目は、痛み反応の測定です。

その一つに外来患者用不安抑うつテスト(HAD)があります。

抑うつ、不安各7項目よりなり、各項目は0〜3点で採点され、下位尺度は項目得点の合計で算出されます。

0〜7点は不安、抑うつなし
8〜10点は疑診
11点以上は確診となっています。


三つ目は、痛みの影響の測定です。

代表的なものに疼痛生活障害尺度(PDAS)があります。

各項目0〜3点で採点し高得点ほど生活障害が強いことを示します。

10点未満を健常、それ以上を慢性痛と判別します。

PDASでは疼痛に特異的な生活機能障害の評価が可能です。

慢性痛患者の身体運動と移動能力の評価に特化して解釈しています。

精神的要因の評価は含まれていません。


以上が慢性痛患者に用いられている主な評価バッテリーです。

自分も臨床で使用することがありますが、治療効果の良い指標になると思います。


今日はこのへんで。


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CRPSの臨床所見

こんばんは。
水曜担当の中村です。


あけましておめでとうございます。

正月ボケで曜日感覚がおかしくなってました。

遅くなりましたが更新します。

今年もみんなの輪をよろしくお願いします。


新年一発目の今日はCRPSの臨床所見についてです。


CRPSの患者さんはweakness、ジストニア、スパズム、振戦、ミオクローヌスを経験します。

またこれらは複合して起こることもあります。


深部腱反射も亢進しています。


症状の持続とともに運動障害が広がっていきます。

例えば手部のCRPSの場合、近位部である肩関節や肩甲帯に運動障害がみられます。

更に進行すると対側上肢や下肢にまで及びます。

この話はまた後日にします。


今回はその中でもweakness、Bradykinesia(動作緩慢)、ジストニアについて話します。


weaknessに顕著な所見は運動を引き起こせないことです。

ただしこれらは痛み、浮腫、関節炎の結果によってもおこるので、必ずしもではありません。

注意機能障害や異常な感覚運動の統合が原因との報告もあります。


Bradykinesiaは多く観察され、非罹患側にも表れることがあります。

母指と示指の先端を叩く課題や手指の開排動作で評価して、この反復動作が緩慢であるとBradykinesiaとみなされます。


ジストニアは捻転や異常姿勢を引き起こしている不随意な筋収縮を特徴としています。

手指や手関節、足部の屈曲姿勢を示します。

近位部への進行は肘、膝の屈曲姿勢、肩や股関節の内転、内旋を引き起こします。

他動的な罹患部位の伸張は、伸張反射の過剰興奮を引き起こし伸張筋の収縮の原因となります。


痛みの他にも一般的には知られていないであろう症状が多々あります。

今日はこのへんで。


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Author:みんなの輪~未来リハ研究会~
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3.他分野の方との、繋がりを作る。


職種を超えた輪を作り、より良い未来を創っていきたいと思っております。

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